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[おはなしについて]
人里離れた丘で暮らすカクレンボさんは、ある日の〈夕焼け海岸〉で、カクレンボさんはケガをした子どもを助けます。
何日か眠りつづけたその子は、目覚めたあと、言葉を話そうとしても「オー」と声が出るだけでした。
丘で暮らすオーオーの友だちは、ひよこ豆やヘビです。
壊れたはずのラジオからは、オーオーにだけ聞こえるスズメの番組がお気に入り。
〈マチ〉になじめず、はみ出てきたカクレンボさん。
心配性で臆病で自信がなくて、〈マチ〉の立派な大人みたいにはオーオーを守れません。
たどたどしいふたりの暮らしを、オーオーを通して映る世界としてお話に綴りました。
あなたのなかに、ちいさな子どもがいたなら、オーオーとお友だちになってもらえるとうれしいです。
[造本について]
◾️構成
17編のちいさなおはなしを封じました。
眠る前にちょっとだけ、ビスケットをかじるように、飴をなめるように、お読みいただけます。
◾️冊子
無線綴じ(印刷所にて製本)
◾️表紙カバー
オーオーのつくるおままごとごはんをイメージして、一枚ずつ木版画で制作しました。
そのため、一冊ずつインクのたまりやかすれが違う表情を見せています。
作品を手にした方だけのこの世に一冊の本としておたのしみいただけたら幸いです。(背表紙の折り返し部分に制作番号あり)
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著・カバー版画:かくら こう
2026年2月28日発行(制作数:50部)
文庫本サイズ・全96ページ