







何かに立ち向かうとき、心配事とたたかうとき、私たちがさまよう夢のなか、私たちが悪夢にすっぽり落ちてしまわないよう、そばで守ってくれているという、獏。
夢と夢のすきまにある『うたかたの森』を守る番人たちは、この獏のために、たまには悪夢以外のおやつをあげたいと思いました。
「どんな夢なら滋養のおやつになるかな?」
うたかたの森で当番制のカフェも営む番人たちは考えました。
なにかに果敢に挑戦しているコヒツジの勇気を材料にしてお菓子をつくったら、悪夢に食傷気味の獏の胃にやさしいかもしれない。
そこで、ほどよいコヒツジを、うたかたの森に誘ってさまよわせ、採取した夢のかけらで、ビスケットをつくりました。
それが、この『うたかたの森のビスケット』です。
》造本について
粘土をビスケット型で1抜き、焼き色を絵の具でつけました。
食べられないビスケットです。
夢のエピソードをひとつずつ、小さな紙片に印刷し、シュガーコーティングのように蝋引きしました。
それをビスケットに貼り、9枚で1セットの『とある迷えるコヒツジの夢』のできあがりです。
夢の端々に、現実でのコヒツジの過去と今と未来を散りばめています。
どんなコヒツジなのか、想像してお楽しみいただけたら幸いです。
・本体|横45×縦63×厚さ5mmの粘土板9枚1セット。
・外袋|奥行650×横幅120×高さ140cm
[付属]お菓子の説明書・ウタカタコーヒー店リーフレット
・2022年4月開催・個展『おはなしの喫茶室』展示品
展示の様子はこちら↓
https://www.kakura-ohanasicafe.com/exhibition-2022/
[お買いものの際にご注意ください]
・一点ずつ手作業で制作しているため、個体差があります。
・モニター環境などにより、画像と実物で色味が異なる場合があります。
・猫の暮らす環境で制作しています。毛などの混入には注意しておりますが、アレルギーをお持ちの方はお気をつけください。